| @IC化による利用者サービスの向上
 
 【特徴】
 ・本やCDなどにICタグを貼付することによって、カウンターでの貸出の受付時間を短縮できます。
 ・自動貸出機を使って利用者がセルフサービスで簡単に借りることができます。
 ・自分のペースで借りることができ、プライバシーの保護も図られます。
 ・点検時間が短縮できるため、休館日の大幅な削減にも繋がります。
 ※併せて、利用カードをリライト(書き換え可能)カードに交換し、自分で今どの本を借りているか一目でわかるようになります。
 
 
 A図書や施設、設備の充実  誰もが利用しやすい図書館を目指して図書や設備などの充実も図っています。【特徴】 ・床面積が2倍になります
 新図書館の床面積は約2900u(わくわく子ども図書館部分は除く)で、前図書館(約 1300u)の約2倍となり、ゆったりとくつろげる空間として生まれ変わります。また、座席数も160席程度となり、前図書館の約3倍となります。
 ・駐車場も前図書館の約30台分から、約50台分に拡大します。
 
 ・開架図書が1.75倍に増えます
 今までは書庫に入っていた本も、2階の一般図書コーナーに並べるなど、自由に読むことができる図書が、今までの約8万冊から14万冊に増大します。
 また、郷土資料や明治維新史関連書籍などの貴重な図書も、できるだけ調査・研究コーナーに並べます。
 
 ・視聴覚や喫茶コーナーも
 今までの萩図書館にはなかった、DVD・ビデオなど見ることができる視聴覚コーナーやCD視聴コーナー、スクリーンなどを備えた映像関連ホールなどの施設が新たに加わります。また、喫茶・軽食コーナーも新たに設置し、ゆっくりと図書館で過ごすことができるようになります。
 
 ・バリアフリーにも対応
 エレベーターや多目的トイレの新設など、バリアフリーにも対応した施設となっています。
 
 
 
 B電子図書館の開設【公立図書館では全国で3番目の正式導入】
  電子図書館とは、インターネットにつないだパソコンの画面上で、いつでもどこからでも紙の本をめくるような動きで電子書籍を読むことができる、いわゆるネット上の図書館です。公立図書館では全国で3番目の正式導入となる最先端の機能です。【特徴】 ・自宅や夜間など、いつでもどこからでも電子書籍を読むことができます。
 ・萩図書館から離れたところにお住まいの方や入院中の方など、なかなか図書館に来館できなかった方でも利用できます。
 ・文字の拡大や音声の読み上げができる書籍もあり、障がい者や高齢者の方でも利用しやすくなります。
 
 
  □電子書籍とは?  ビジネス本や小説などのほか、電子書籍の特徴として、資格試験や語学学習の参考書や問題集、IT関係など、開館時には約1000冊の電子書籍を準備する予定です。同一の電子書籍を同時に3人まで借りることができます。
  *利用者*利用できる方は市内に在住または通勤・通学している方です。 特例として、当面はふるさと寄付をされた方と「萩ネットワーク」および「萩ものがたり」会員(定期購読)の方も利用できます。
 
 *利用方法*新たに発行する IDとパスワードをパソコンに入力し、貸出手続きを行った後に閲覧することができ、貸出期間の2週間を過ぎると自動で返却され読めなくなります。1人1回につき5冊まで借りることができます。
 なお、書籍データの複製や印刷はできません。
 *対応機器*現在、Windows(ウィンドウズ)パソコンのみですが、今後、タブレット端末やスマートフォンなどの携帯電話端末にも対応できるようになる予定です。
 
 
 □デジタルアーカイブとは? この電子図書館のシステムを利用して、萩図書館のデジタルアーカイブ(図書資料をデジタル化して保存し、公開していくこと)も展開します。【特徴】明治34(1901)年に全国初の郡立図書館として開館した萩図書館には、明倫館蔵書や松下村塾で発行された本、明治初期の英学の教科書などの貴重書籍が数多く所蔵されています。
 このような貴重な資料は今まで書庫で保管し、申請に応じて閲覧できるようにしていましたが、デジタル化することにより、インターネット上で容易に閲覧できるようになります。
 ・原本の閲覧の必要性を減らすことにより、資料の劣化、損傷を防ぐことができます。
 ・電子図書館を使って、いつでもどこからでも、インターネット上で閲覧できます。
 *利用方法*電子図書館と同様の利用申し込みをすれば、どなたでも閲覧できます。
 *公開点数*開館時には約100点をデジタル化し公開を行い、順次公開数を増やしていく予定です。
 
 
 
 C読書の記録を残す「読書通帳」を中学生までの子どもに
 【全国で3番目の導入】
  子ども向けの読書普及の新しいサービスとして、子どもが市立図書館で借りて読んだ本などの記録を残すことができる読書通帳を導入します。  ―中学生までの子どもにとって―自分が今までどれだけ読んだかが一目でわかることで、子どもの読書意欲が高まることが期待されます。
  ―小さいお子さんをもつ保護者の方にとって―お子さんにどのような本を読んであげたのか記録が残せるので、一生の宝物になります。
 
 *3ヶ所の図書館で配布*【特徴】市内の0歳児から中学生までの子どものうち希望者に、図書館(萩、須佐、明木)で読書通帳を無料で配布します。
 ※記録を印刷できる読書通帳機は、萩図書館のみに設置します。
 
 
 
 D公衆無線LANの設置
 ・インターネットコーナーの充実を図るため、今まで2台だったパソコンを6台に増やします。
 ・誰もが無料で利用できる公衆無線LAN(インターネットに無線で接続できる仕組み)を館内に設置します。
 *利用方法*利用申し込みをしてパスワード等を入力することで、図書館が定めた場所で、持ち込んだパソコンやスマートフォンなどから無線LAN経由でインターネットを利用することができます。
 
 
  
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